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ブレーキパッド交換費用の相場はいくら?交換時期の目安や少しでも安くする方法はある?

ブレーキパッド交換費用の相場はいくら?交換時期の目安や少しでも安くする方法はある?
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自動車には乗っている以上必ず交換が必要となる”消耗部品”が存在します。中でもブレーキパッドは動いている車を減速させるための部品として車にとって最も重要な存在です。

ブレーキパッドはブレーキペダルを踏み込むことでタイヤと連動して回転しているブレーキディスクを両側から挟み込み摩擦を発生させ、減速や停止を行っている制動装置です。

新品の状態では10mm程の厚みがあるブレーキパッドですが、ブレーキペダルを踏み込むたびに少しずつすり減っていき完全にすり減ることで停止することができなくなります。

ブレーキの仕組みがよくわからないという方でも、車を運転していてブレーキペダルを踏んでも減速しなかったら一体どうなってしまうかというのは簡単に予想がつきますよね。

ブレーキパッドが摩耗した状態で車を運転することは大変危険な状態で、自分はもちろん周囲の人や車も重大な事故に巻き込むことにもなるので定期的な交換が必要となります。

ブレーキパッドは自動車に乗っている以上必ず消耗する部品で、交換費用も決して安くはないため、少しでも費用を安く済ませたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、ブレーキパッドの交換といっても自分では交換のタイミングが分からず、ディーラーなどで言われるがままに交換しているという方も少なくないのではないでしょうか?

ブレーキパッドの交換費用を少しでも安く済ませるためには、ブレーキパッドの適切な交換時期や交換費用の相場を知ることが何よりも重要なポイントだということができます。

Contents

ブレーキパッド交換時期の目安について

ブレーキパッドの交換時期については乗っている車の車種や走り方、使用しているブレーキパッドのメーカーなどによって大きく変わってくるため明確な基準は存在しません。

ですが、ブレーキパッドの交換時期を確認する最も一般的な方法として「ブレーキパッドの厚さ」「ブレーキパッドの音」「走行距離」の3つに大きく分けることができます。

ブレーキパッドの厚さで判断する

メーカーによって多少の違いはあるのですが、基本的には新品の状態で約10mm程度の厚みがあり、この厚さが2~3mm程度になると一般的には交換時期だと言われています。

ディーラーなどの整備工場などでは基本的に次回の点検や車検までの安全マージンを取って、厚さが残り3~4mm程度のところで交換をすすめてくる場合が多いかと思います。

ですが3~4mm程度であっても年間の走行距離が少ない場合、まだまだ交換をしなくても十分な数値でもあるため交換をすすめられた場合は厚みを聞いてみるといいでしょう。

一般的なブレーキパッドの厚さと状態について表にしたので参考にしてみてください。

厚さ 状態 交換時期
10mm程度 新品なので問題なし 新品なので問題なし
5mm程度 約半分の状態 基本的には問題なし
3mm程度 大分すり減っている 一般的には交換時期
1mm程度 ほとんど残っていない 早急に交換するべき

ブレーキパッドの音で判断する

ブレーキパッドにはパッドウェアインジケーターと呼ばれる機能が備わっており、ブレーキパッドのすり減り具合を音や警告灯を点灯して知らせてくれる仕組みになっています。

なお、パッドウェアインジケーターには大きく分けて2つの種類があるので紹介します。

機械式

ブレーキパッドに取り付けられた金属片がディスクローターに接触することで「キーッ」と異音を発生させブレーキがすり減ったことを知らせてくれる仕組みになっています。

国産車の多くはこの機械式を採用しており、赤信号で停止するときなどに「キーッ」と甲高い金属同士が擦れ合うような音を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

電気式

ブレーキパッドに取り付けられた電線が切断されることで、インパネ内のメーターなどに警告灯が点灯してブレーキがすり減ったことを知らせてくれる仕組みになっています。

電気式は主に一部の国産高級車や輸入車に多く採用されている仕組みとなっており、一般的な国産車に乗っている方にはあまり馴染みのない確認方法だということができます。

友達や家族の車に同乗した際、ブレーキを踏むたびに「キーッ」という音が聞こえたらブレーキパッドの寿命だよ!と教えてあげてくださいね。

走行した距離数で判断する

また、ブレーキパッドは一般的には約1万キロの走行で1mm程度すり減るとも言われており、実際に走行した距離数を目安におおよその交換時期を判断することもできます。

つまり一度新品のブレーキパッドに交換をしてから5~6万キロ走行をした状態では一般的にブレーキパッドの残量は半分以下であり、交換時期であるということができます。

ただし、実際には車種や車の使用状況、荷物の積載状況などによってはブレーキの摩耗具合は大きく変わってくるので、あくまでも1つの目安として参考にしてみてください。

ブレーキパッド交換費用の相場はいくら?

ブレーキパッドの交換費用は乗っている車の車種やブレーキパッドのメーカーによって変わってくるので、一概にいくらとは言えないのですがおおよその相場は決まっています。

交換工賃はお店によって大きく変わる

例えばオートバックスでは1ヶ所5,000円~となっており、イエローハットでは左右2ヶ所の交換で6,000円~となっています。2輪で倍近い差があるのはとても興味深いですね。

また、ディーラーやスポーツカー専門店・輸入車専門店などの整備を専門に扱っている工場などではこれらの金額よりも多少割高な金額設定になっていることも多いと思います。

これはブレーキパッド交換の際にそれ以外の整備、例えば新品ブレーキパッドの面取りやグリスアップ、ブレーキフルードの補充なども同時に行ってくれることが多いからです。

本来、ブレーキパッドの交換といえば上記のような作業も同時に行うのが一般的なのですが最近では工賃を安く設定しブレーキパッドの交換しかしないお店も多くなっています。

あくまでも傾向の話であって工賃が安いからダメ、工賃が高いからしっかりしていると結論付けるわけではないのですが、工賃が高いお店は比較的しっかりしてくれる印象です。

部品代は純正品か社外品かで大きく変わる

またブレーキパッド本体の金額はメーカー純正品か社外品かでその価格は大きく変わってきます。純正品であれば大体7,000~8,000円ほどで購入することができるでしょう。

社外品はピンからキリまで様々な種類のものがあり、純正品の半額程度で購入できるものから純正品の倍以上するものまであって、相場はあってないようなものだと言えます。

ただ、安すぎるブレーキパッドは柔らかすぎてすぐにすり減ってしまっただとか硬すぎてローターを削ってしまったなんてトラブルをよく聞くので注意が必要かもしれません。

ブレーキパッド交換費用を安くするには?

社外品のブレーキパッドを使用する

ブレーキパッドの交換費用を少しでも安くするために1番手っ取り早い方法といえば、先ほども書きましたが社外品のブレーキパッドを使用するという方法があげられます。

ディーラーだと厳しいかもしれませんが、町の整備工場などでは純正品のブレーキパッドよりも割安な社外品を仕入れることができるので部品代を節約することができます。

車検や点検時にブレーキパッドの交換をすすめられたら「交換はしたいが純正品よりも価格の低い社外品にしてもらうことはできますか?」と一声かけるだけで大丈夫です。

一般的な修理工場であればブレーキパッドに限らず様々な部品の社外品を取り扱っていることが多いので、純正品との比較見積もりをするとお得に交換することができます。

交換作業に自分でチャレンジしてみる

プロに仕事を頼む以上工賃は必ず必要となるものではあるのですが、実はブレーキパッドの交換というのはしっかりとした知識と道具が揃っていれば自分で行うことも可能です。

ただし、ブレーキの整備というのは一歩間違えると重大な事故や生死に関わる問題にも繋がる危険性があるため、あまり自分で交換するということはあまりおすすめできません。

昔ディーラーで働いていた時にあった話なのですが、自分でブレーキパッドの交換をした後からブレーキの効きが悪くなったといって修理依頼の入庫があったことがありました。

分解をして原因を調査してみると、何とブレーキパッドのボルトを締め忘れており片側のブレーキパッドが走行中に脱落してして、片側のブレーキがかかっていない状態でした。

ボルトの締め忘れが片方だけだったのでよかったですが、もし両方のボルトを締め忘れていたらブレーキが効かずに大きな事故になっていたかもしれないと思うとゾッとします。

ブレーキパッドは早めに交換することがおすすめ

ブレーキパッドの交換にかかる費用を少しでも安くするためには、自分の車の使用状況にあった適切な交換時期や交換工賃の相場などの正しい知識知ることが何よりも重要です。

また、一般的にはブレーキの鳴きが発生する前に交換をすることが重要で、完全にすり減ったまま走行しているとローターの交換も必要になるなど余計な費用が必要となります。

ブレーキが原因のトラブルはドライバーはもちろん周囲の人の命を脅かす重大な事故に繋がる危険性があります。交換をすすめられたら基本的には交換をするようにしましょう。

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