車を綺麗にするために洗車をするということはもはや一般的なことではありますが、ボディ以外にもエンジンルームの洗浄まで行っているという人は決して多くはないはずです。
そもそもエンジンルームを洗浄してもいいかわからないという人の方がおおいですよね。
ですが、定期的にエンジンルームを洗浄することでオイル漏れや水漏れなどのトラブルの早期発見に繋がったり、メンテナンスがしやすくなるなど多くのメリットが存在します。
とはいえボディを洗い流す通常の洗車とは違い、ただ単にエンジンルームに水をかけて洗い流せばいいというものではなく、いくつか気を付けることがあるので注意が必要です。
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エンジンルームは洗浄しても大丈夫?
そもそもエンジンルームって洗浄しても大丈夫なの?色々な部品や配線などがあるので水で濡らすのはちょっと心配・・。と思っている人がほとんどなのではないでしょうか?
結論から言ってしまえばエンジンルームは洗浄をしても大丈夫です。問題ありません。
というのもエンジンルームは車に乗っていると雨や洗車時などにある程度濡れてしまうものであるため、多少であれば水で濡れてしまっても問題の無いように作ってあります。
なので、エンジンルームが濡れてしまう=故障してしまうというわけではないのです。
実際にディーラーなどの整備工場でも車検整備時などでは専用の洗剤や高圧洗浄機を使用してエンジンルームの洗浄を行っているので、決して問題のあることではありません。
エンジンルームの洗浄は自分で出来る?
ボンネットを開けてエンジンルームを覗き込むと様々な部品がひしめき合っているため、素人は触れてはいけない雰囲気が漂っていますが、自分でも洗浄することはできます。
わざわざ自分でエンジンルームを洗浄することのメリットといえば、もちろんディーラーなどの整備工場などに依頼するよりも安価に済ますことができるということでしょう。
車の洗車をやってもらうとお金がかかるように、エンジンルームの洗浄も1つの仕事なので、プロに頼めば当然料金が発生します。相場としては約5,000~15,000円程度です。
どのようなものを使用するかによって費用は変わってきますが、既に道具や洗剤などが揃っていれば数百円程度で済むこともあるので安く済ますなら自分でやるのが1番ですね。
エンジンルームの洗浄を自分でする方法
ひとえにエンジンルームの洗浄とはいっても、何年も洗浄をしてこなかった車と定期的に洗浄をしてきた車とではその汚れ具合が異なるため、最適な洗浄方法を選択しましょう。
エンジンルームの汚れが軽い場合
エンジンルームの汚れが軽い、つまり汚れがあまりひどくない場合には汚れても大丈夫なタオルやウェットティッシュなどを使ってエンジンルームの汚れを取ることができます。
やり方はとても簡単で、濡らしたタオルやウェットティッシュなどで拭き取るだけです。
オイル漏れや水漏れなどの濡れタオルだけでは落とすことが難しい汚れがない場合ならこれだけで十分綺麗になります。もし汚れが落ちなければ専用洗剤を使用してみましょう。
ちなみに、ガラコで有名なソフト99さんからエンジンルーム専用の拭くだけシートという製品が発売されているので汚れが気になる方は是非とも試してみてはいかがでしょうか?
エンジンルームの汚れが酷い場合
エンジンルームの汚れが酷い、例えばオイル漏れが原因の油汚れなどがひどい場合にはエンジンルーム専用のクリーナーや中性洗剤などを準備することで効率よく洗浄できます。
洗浄方法としては、クリーナーや中性洗剤を使ってエンジンルームの汚れを浮かせた後にスポンジや柔らかいブラシなどで汚れを落として、水で洗い流すというのが一般的です。
この際エンジンクリーナーガンや高圧洗浄機を使用すると汚れを落としやすくなります。
この時に気を付けたいのが、バッテリー端子やヒューズボックス、エアクリーナーなどの水に濡れてはいけない部品などをしっかりと養生することを忘れないようにしましょう。
洗浄が終わった後はエンジンルームの水分をしっかりと乾かすことが重要です。水分が残っていると錆や腐食の原因となってしまうのでボンネットを開けたまま乾かしましょう。
ワックスで仕上げるとピカピカに
エンジンルームの洗浄が終わった後は最後の仕上げとして専用のワックスを使用することで、まるで新車だったころのようなピカピカの艶を出すことができるようになります。
艶々として気持ちがいいのはもちろん、ワックスを塗ることで新たな汚れが付着しにくくなるというのもポイントです。次回の洗浄を楽にするためにもワックスはおすすめです。
自分でエンジンルームの洗浄をするときに注意すること
エンジンルームの洗浄自体は自分でも行うことのできる比較的簡単な作業ですが、いくつかの注意点を守らないと洗浄どころかエンジンの故障に繋がってしまうこともあります。
エンジンルームを洗浄するときはに以下に書く注意することを絶対に守ってくださいね。
エンジンは停止した状態で洗浄する
まず、エンジンルームの洗浄に限った話だけではないのですが、エンジンルーム内で作業を行うときには必ず自動車のエンジンを停止した状態で作業をするようにしてください。
エンジンが動いていると、ベルトや冷却ファンなどが高速で回っているため、手を入れて作業をするのは大変危険です。ケガをする程度では済まないので絶対にやめてください。
また、エンジンが動いていたり、停止直後の場合にはエンジンは非常に高熱で火傷をする恐れがあります。必ずエンジン停止後に時間を置いて冷えた状態で作業をしてください。
繰り返しになりますが、エンジンルーム洗浄に限らずエンジンルーム内で作業をするときには、必ずエンジンが停止した状態・エンジンが冷えている状態で作業をしてください。
どうしても・・という場合にはケガや火傷防止のために手袋を着用して作業しましょう。
電装品は水で濡れないよう保護する
エンジンルームの洗浄を行う際に最も注意が必要なことといえば、電装品などの水に弱い部品に直接大量の水がかからないようにしっかり保護をしなくてはならないということ。
最初にも書きましたが、エンジンルームはある程度水で濡れることを想定して作られています。ですが、直接大量の水をかけても大丈夫かといえばそういうわけではありません。
特にバッテリーやバッテリー端子、ヒューズボックスやオルタネーター、エアクリーナーなどにはビニール袋やタオルなどを巻くなりして直接水がかからないようにしましょう。
さらに慎重にいくならばブレーキフルードのキャップやエンジンオイルのキャップ、オイルレベルゲージなどにもガムテープを巻いて水が入らないようにすると尚良いでしょう。
洗浄後はエンジンルームを乾かす
エンジンルームの洗浄は最後にしっかりと乾燥させることまでが重要です。水気があるまますぐにボンネットを締めてしまうとその後の錆や腐食の発生に繋がる恐れがあります。
錆や腐食が発生すると車としての耐久性に問題が出てきますし、トラブルの原因にも繋がります。また下取りや買い取り価格にも影響してくるのでしっかりと乾燥させましょう。
乾かす方法としてはタオルなどでしっかりと水気を拭き取った後、エンジンをかけずにボンネットを開けたままにして2~3時間ほど放置しておけばおおよそは大丈夫でしょう。
もっと早く乾燥させたい場合にはディーラーなどの整備工場で使用されているエアーブローガンを使えば、自然乾燥を待たずして水気を吹き飛ばすことができるようになります。
エンジンルームの洗浄は注意を守れば自分でもできる!
ここまでエンジンルームの洗浄について簡単にまとめてきました。エンジンルームの洗浄はいくつかの注意を守れば自分で行うことのできる比較的簡単なメンテナンス作業です。
エンジンルームの洗浄を行うことでオイル漏れなどのトラブルを早期発見できるようになり、結果として修理費用を安く抑えることができたり寿命を延ばすことにも繋がります。
車に興味がなくあまりお金をかけたくない人はもちろん、愛車にいつまでも乗っていたい人は、洗車のついでにエンジンルームの洗浄をしてみるのもいいのではないでしょうか?
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