最近は地球温暖化の影響からか天気が不安定な日が増え普段雪が降らないような地域にも雪が降ったりと、冬になるとスタッドレスタイヤを履く機会が増えてきましたね。
中には自分でサマータイヤからスタッドレスタイヤへ交換をしている凄腕の方もいるのではないでしょうか?確かに正しいタイヤ交換の方法を知っていれば無理なくできる作業ですし確かにその分の工賃が浮くのでお得ですよね。
でも取り外したタイヤを適当に保管していたりしませんか?取り外したタイヤの保管方法は自宅のガレージで保管している方やガソリンスタンドなどで保管している方など様々だと思いますが、実はその保管方法次第ではタイヤの寿命を縮めてしまうことにもなってしまうんです。
この記事ではあまり車の知識がない方や女性の方でも分かりやすいように、正しいタイヤの保管方法を解説していきたいと思います。少々長くなりますが、最後までお付き合いください。
Contents
なぜタイヤは正しく保管しないといけないのか?
「タイヤなんてスペースのある所に適当に置いておけばいいんじゃないの?」「タイヤって重いから取り外したときの場所にそのまま置いている」という方が多いのではないでしょうか。
ですがタイヤというのは素材がゴムで作られているので正しい保管方法で管理をしておかないとその寿命を一気に縮めてしまうことになるのです。
雪が降ってきたのでスタッドレスタイヤを引っ張り出してさあ交換だ!という時に肝心のタイヤが使い物にならなくなっていたら元も子もないですよね。
タイヤが1000円程度のもので気軽に交換ができるのならそれでもいいのかもしれませんが、ご存知の通りタイヤ交換にかかる費用はかなり高額なものになります。
正しいタイヤの保管方法を学んで少しでも長くタイヤを使うことができるようにしましょう。
正しいタイヤの保管方法!長持ちさせるためのポイントは?
- タイヤの汚れをしっかりと落とす
- 水気を取りしっかりと乾燥させる
- タイヤの空気をすこし抜いておく
- タイヤカバーに入れて保管をする
- ホイール付きなら横に、タイヤのみなら縦に
ポイント1:タイヤの汚れをしっかりと落とす
当たり前の話のように思うかもしれないですが、取り外したタイヤを保管する前にまずはタイヤの汚れをしっかりと落とすことが大切です。
タイヤは走行していればもちろん走行していなくてもチリやホコリで汚れていきます。特に走行しているときには道路上の泥やブレーキダストなどの鉄粉以外にも、動物の排せつ物や動物の死骸なども知らないうちに踏んでしまっているということもあります。
こうした汚れが付いたまま保管してしまうと、いざタイヤを取り出したときに強烈な悪臭を放つことがあります。また、タイヤをキレイに洗い流すことでタイヤにヒビがないか、タイヤが劣化していないかなど直接目視で確認ができるというのもポイントです。
タイヤを洗うときにはたわしなどの硬いものは使用せずに、タイヤ専用の毛先の柔らかいブラシなどを使うことをおすすめします。(タイヤはゴムなので思っているよりもデリケートなのです。)
この時、水洗いだけで汚れが落ちるのであれば水だけで洗えるとGoodです。どうしても汚れが落ちない場合にはカーシャンプーなどの洗剤を使ってしっかりと汚れを洗い流しましょう。また、洗剤を使った場合には洗剤の流し残しがないようにしっかりと水で洗い流しましょう。(洗剤が残った状態で保管してしまうとタイヤが傷む原因となってしまいます。)
ポイント2:水気を取りしっかりと乾燥させる
タイヤの汚れを洗い流した後はタオルなどを使ってしっかりと水気を拭き取りましょう。水気が残ったままタイヤカバーなどをかけて保管してしまうとタイヤが劣化してしまう原因となってしまいます。
タイヤの溝やホイールとの間に入り込んだ水はタオルなどでは中々簡単に拭き取ることはできません。エアーブローなどができる環境があればさらにGoodなのですが、中々一般の家庭にはないですよね。
なのでタイヤの水気を拭き取った後は半日~1日ほど外に出すなどしてよ~く乾燥させましょう。この際タイヤの溝に挟まっている大きめの石などを取り除いておくとパンクのリスクを減らせたり、タイヤに触れた時にケガをしにくくなりますよ。
ポイント3:タイヤの空気を少し抜いておく
タイヤを保管するときには空気を少しだけ抜いておくことがタイヤを長持ちさせるためのコツの1つです。通常、タイヤには車の重さを支えることができるようにたくさんの空気がパンパンに入っています。
このタイヤに空気が入った状態を「内圧が高い」と表しますが、この内圧が高い状態ではタイヤに高い負荷がかかることになります。この状態でタイヤを保管してしまうとゴムの劣化やひび割れの原因となってしまいます。
いまいちイメージが出来ないという方は、食べ物をおなか一杯食べた後の自分のおなかの状態を想像してみてください。お腹がパンパンだと苦しいですよね?同じようにタイヤも空気がパンパンに入っていると苦しいのです。
なのでタイヤを長期間保管するときにはタイヤの空気を3分の2程度、もしくは半分程度にまで抜いた状態で保管をするようにしましょう。
一般的な日本車の場合には運転席のドアを開けたところにその車の既定の空気圧が明記されたシールが貼ってあります。この規定値の半分程度に空気を抜けばOKです。
ポイント4:タイヤカバーに入れて保管をする
タイヤを保管するときは屋内であっても屋外であってもタイヤカバーに入れて保管することをおおすすめします。最初にも書きましたがタイヤはゴムで出来ているので紫外線にめっぽう弱いのです。
タイヤが紫外線にさらされることでゴムが硬化してしまい、劣化やヒビ割れの原因となってしまいます。
なのでタイヤを保管するときにはなるべくタイヤカバーなどにタイヤを包んだうえで、直射日光などが当たらない場所で保管をするようにしましょう。理想はタイヤカバーに包んだうえで室内保管ですが、スペースがない場合にはタイヤカバーに入れた状態なら室外でも大丈夫でしょう。
また、この時にそれぞれのタイヤに「右前タイヤ」「左前タイヤ」など取り外した位置がわかるようにガムテープなどにペンで書いて貼っておくことで、タイヤを次に使うときもスムーズにタイヤ交換が行えるようになります。
ポイント5:ホイール付きなら横に、タイヤのみなら縦に
タイヤを保管するときはタイヤの積み方も工夫が必要です。ホイールの付いていないタイヤを横積みにするとタイヤのサイド部に大きな負荷がかかってしまい劣化や変形の原因となってしまいます。
なのでホイールがついているものは横置きに、タイヤのみなら縦置きにするのがベストです。地震などで揺れた際に倒れてくると危険なので、横置きにするときはタイヤをバランスよく真っすぐ積むようにしましょう。
また、タイヤを保管する場所は油やストーブなどの熱源が少ないところを選びましょう。ゴムは油を吸収する性質を持っていて劣化の原因に、熱源の近くでは溶けて変形してしまう原因となってしまいます。
ちなみにタイヤ保管におすすめなアイテムとしてタイヤラックがあります。地面に接地させることなくタイヤの保管ができるので、保管中のタイヤにかかる負荷を軽減することができます。1度購入すれば末永く使っていくことができるものなので一家に一台あると便利です。
タイヤは正しく保管して少しでも長持ちさせよう!
ここまでタイヤの正しい保管方法について書いてきましたがいかがでしたでしょうか?車に乗られている方であればタイヤ交換にかかる費用がいかに高額かというのはきっと痛いほどわかるはず・・。
ですがここで記したように正しい知識でタイヤを保管をすればタイヤの寿命はうんと伸ばすことができます。逆に言えば間違った保管方法だとタイヤの寿命を一気に縮めてしまうことになるのです。
この記事で書いてきた5つのポイント
- タイヤの汚れをしっかりと落とす
- 水気を取りしっかりと乾燥させる
- タイヤの空気をすこし抜いておく
- タイヤカバーに入れて保管をする
- ホイール付きなら横に、タイヤのみなら縦に
を忘れないように正しくタイヤを保管して少しでも長持ちさせましょう!
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