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タイヤが原因で車検が通らないことがある!?普段からチェックするべきポイントは?

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愛車を車検整備に出した際に、「このタイヤでは車検を通すことはできません。」「タイヤを交換しないと車検に受かりません。」と言われたことってありませんか?

実はこれ、珍しいことではなく車検整備においてはよくあることの1つなんです。

では、車検に通らないタイヤとは一体どのような状態なのか、逆にスムーズに車検を通すためには普段タイヤの何をチェックしておけばいいのか気になりますよね。

この記事では車検に通るタイヤと通らないタイヤの違い、日頃の点検でチェックしておくべきポイントについて詳しく解説します。少々長くなりますが最後までお付き合いください。

Contents

タイヤは車検で厳しくチェックされる点検項目の1つ

なぜタイヤが原因で車検に合格することができなくなってしまうのかというと、タイヤは車検整備の際に最も厳しくチェックされる点検項目の1つだからです。

では数ある点検項目の中でなぜタイヤは車検で厳しくチェックされる部品なのでしょうか。

走る・曲がる・止まることができるのはタイヤのお陰

まず初めに車検とは自動車が道路を走行するのにあたり、安全に走行できるかどうかを法令で定められている保安基準に照らし合わせて一定期間ごとに検査をする制度のことを指します。

分かりやすい部品でいうとタイヤはもちろんハンドルやブレーキ、バッテリーやショックアブソーバなどが車検時の点検項目として含まれています。

そうした数ある部品の中でもタイヤが厳しくチェックされる理由としては、自動車が道路を走行するにあたりタイヤは特に安全性を左右する部品であると考えられているためです。

というのも、タイヤは自動車の部品の中で地面と接している唯一の部品です。

もし、タイヤがなかったら自動車は走ることはできませんし、当然曲がることも止まることもできません。自動車が走って曲がって止まることができるのはタイヤがあるからなんです。

タイヤには大きく分けて4つの役割が存在します。

タイヤの役割
  1. 自動車の重量を支える役割
    ・・・車体本体や乗員する人、載せている荷物の重量を支えます。
  2. 駆動・制動力を伝える役割
    ・・・エンジンやブレーキの力を路面に伝え発進や停止をします。
  3. 路面の衝撃を和らげる役割
    ・・・路面の凸凹によって発生する衝撃を吸収して緩和をします。
  4. 方向を転換や維持する役割
    ・・・直進をしたり方向を転換したり車の進む方向を変更します。

このようにタイヤは自動車を安全に運転するために必要不可欠な部品であり、まさに命を乗せているといっても過言ではありません。

タイヤの溝が減った状態や空気圧が正しく充填されていない状態では、「ブレーキをかけても止まらない・曲がらない」など自動車の走行性能に大きな悪影響が出てしまいます。

だからこそタイヤは車検時には厳しくチェックされる重要な部品だということなんですね。

車検に通らないタイヤの特徴

では一体どのような状態のタイヤが車検に通らなくなってしまうのでしょうか。ここでは車検に通らないタイヤの特徴について詳しく見ていきましょう。

タイヤの溝が少ない状態

広く知られていることかもしれませんが、タイヤの溝が規定値である1.6mm未満(スリップサインが露出した状態)のタイヤは問答無用で車検に通りません。

これはタイヤの使用限度として「タイヤの溝が1.6mm以上ないといけない」と道路交通法で決められており、溝が1.6mm未満のタイヤは使用が禁止されているためです。

もし、車検時にギリギリ1.6mm以上あって車検に通ったとしても、その後の走行でタイヤの溝が1.6mm以下になってしまうような場合には、整備不良として道路交通法違反になってしまう恐れがあるので注意が必要です。

そもそもタイヤの溝が少ない状態ではブレーキを踏んでも止まり切れなかったり(制動力の低下)ハンドルを切っても曲がり切れない(スリップ)などの危険性が高まります。

また、雨の日では排水性能の低下からハンドルやブレーキが効かなくなるハイドロプレーニング現象が発生しやすくなるため、タイヤの残り溝はよく確認をしなければなりません。

偏摩耗やヒビ割れが酷い

タイヤの偏摩耗が激しい場合やあまりにもひどいヒビ割れが発生している状態のタイヤは車検に通らないことがあるので注意が必要です。

自動車には4つのタイヤが付いていますが、実は全てのタイヤが均一に摩耗していくわけでありません。駆動輪の違いや空気圧、アライメントの誤差によって違いがあるのです。

例えば空気圧が少なすぎた状態で自動車に乗っていた場合、タイヤは両肩べり摩耗(参考画像中央)と言われる偏摩耗を起こしてしまいます。

両肩べり摩耗が起きたタイヤの中央部分は1.6mm以上の溝があるのに、両肩部分は1.6mm未満の溝しかないということになった場合、この状態では車検に通ることができません。

つまり、どこかタイヤの1ヶ所だけでも残りの溝が1.6mm未満になっているような場合には他の場所がどれだけ溝が残っていても車検には合格できないということなんですね。

また、タイヤにヒビ割れが発生している場合も車検に通らなくなってしまう可能性があるので注意が必要です。

多少のヒビ割れ程度であれば問題はないのですが、今にもバーストしそうなヒビ割れや明らかに危険なヒビ割れだとみなされた場合には不合格になってしまうかもしれません。

なお、タイヤがパンクする原因や対処法ついてはこちらの記事「自動車のタイヤがパンクする原因は?パンク修理でおすすめの方法を徹底解説!」をご覧ください。

タイヤの外径が違う場合

タイヤの大きさ(外径)が純正タイヤの時と大きく異なる場合には、スピードメーターの数値に誤差が生じて車検に通らなくなってしまう可能性があるので注意が必要です。

車検時にはスピードメーターと実際の速度に誤差がないか調べるための点検作業があります。

点検方法としてはタイヤを駆動させ、スピードメーターが40km/hに達した時に実際の速度と誤差が生じていないか確認をするという簡単なものです。

この時、純正タイヤの時と明らかに異なる大きさ(外径)のタイヤを装着していたりすると、スピードメーター上の速度と実際の速度に誤差が生じてしまいます。

スピードメーター上では40km/hなのに実際の速度は45km/h出ているみたいな感じですね。

このような場合、スピードメーターに誤差があるとして車検には通らなくなってしまいます。

また、タイヤやホイールが太すぎてフェンダーからはみ出している場合やハンドルを切った際にタイヤやホイールが大きすぎてフェンダーに干渉する場合も車検には通りません。

タイヤの溝やヒビ割れについては既に多くの方が知っているかもしれませんが、タイヤの外径については見逃しがちなのでよく確認するようにしてくださいね。

タイヤの状態を見極めるには日頃のメンテナンスが重要

ここまでいくつか車検を通すことのできないタイヤの状態について書いてきましたが、上手くタイヤの状態を見極めるためにはやはり日頃のメンテナンスが重要になってきます。

車検時にタイヤを交換しないとダメだと指摘されると基本的にはタイヤを交換しないと車検には受かることが出来なくなってしまいます。

正直、車検整備費用とタイヤ交換の費用を同時に捻出するのはかなり大変ですよね。

そうならないように日頃から定期的にタイヤの点検をして金銭的な余裕のある時にタイヤ交換を済ませておくをおすすめします。

溝の深さやヒビ割れについては目視でもある程度分かりますし、空気圧に関しては給油ついでにガソリンスタンドで定期的に調整してもらうのもいいかもしれませんね。

ちなみに、少しでも車検にかかる費用を安くしたい!と考えている方はこちらの記事「車検の費用が高い理由は?安く抑える方法をまとめてみた」も参考にしてみてくださいね。

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